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[部分編集] 東方勢で日本蹂躙 http //www.nicovideo.jp/watch/sm3819928 使用ゲーム 信長の野望革新 シナリオ・担当勢力 シナリオの設定 動画形態 登録武将 史実武将の扱い 投稿時期 2008年06月30日~ 投稿者名 VICE マイリスト マイリスト 関連タグ 関連サイト 備考 - ストーリー 変更点 簡単な解説 コメント欄 名前 コメント
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社会大衆党(しゃかいたいしゅうとう) 1932年結成の日本の無産政党。本項目で解説。 1950年結成の沖縄県の革新系地域政党。⇒沖縄社会大衆党を参照。 1960年結成の韓国の革新政党。⇒社会大衆党 (韓国)を参照。 社会大衆党(しゃかいたいしゅうとう)は、昭和時代戦前期の日本に存在した無産政党。結党は1932年。略称は社大党。 戦前の無産政党は長く離合集散を繰り返していたが、1931年7月に労働者農民党・全国大衆党・社会民衆党合同賛成派が合同し、全国労農大衆党が結成された。これがきっかけとなり、さらに1932年7月に全国労農大衆党と社会民衆党が合同して、社会大衆党が結成された(安部磯雄委員長・麻生久書記長)。 こうして、無産政党の統一が実現した。 しかし、社会大衆党は軍部・新官僚に迎合・接近していく。親軍路線を主導したのは、麻生久を中心とする旧日本労農党系のグループであった。麻生は1934年「戦いは文化の母である」と主張する「陸軍パンフレット」を「広義国防論」(戦争協力とひきかえに国民の社会権の保障を求める主張)の観点から支持。1937年、社会大衆党は総選挙で37名当選の成果を得たが、同年の日中戦争勃発を受けて、「国体の本義」を支持する新綱領を制定。その後も軍部との関係を強化し、1940年7月に自発的解散の形をとって消滅、大政翼賛会に合流した。第二次世界大戦後の日本社会党の源流の一つとなり、戦前に社大党選出の代議士であった三輪寿壮・河上丈太郎・西尾末広・浅沼稲次郎が戦後には社会党幹部となるなど、人脈的にも強くつながっている。 なお、2008年現在、沖縄に存在する地域政党・沖縄社会大衆党もしばしば「社大党」と略されるが、本項目の社会大衆党とは全く関係がない。 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年11月8日 (土) 14 10。
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ゴクソツ猟用機構・イの15号乙 【性別】 【所属】 【所持武器】 【部活動】 【委員会】 無性/俎板 それ以外 圧縮業火F 整体技術研究会 (追放済み) 【攻撃】 【防御】 【体力】 【精神】 【FS:炉心取り扱い】 13 0 5 5 2 【PS】 【評価点数】 - 30 特殊能力 業火凝縮 効果:壁破壊 50範囲:隣接1マス x1.1時間:一瞬 x1.0消費制約:攻撃力5消費 25効果数値=50*1.1*1.0=55発動率=(100-55+25)*1.2=84% 能力原理 希望崎ボイラー室の業火を凝縮し、質量化して射出する。その威力は圧倒的かつ非魔人能力的で、対魔人能力処理の施された壁を粉々に破壊する。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~従来の汎用ゴクソツ機構では実現不可能だった、革新的な機能。あなたのライフスタイルをよりクリエイティブに刺激します。シンプルで使いやすいデバイス。実際に体験して、感じてください。――さあ、新しい未来へ。(希望崎ボイラー室創業者:S・ジョブズの言葉より) 発動率 成功率 84% 100% キャラクター説明 希望崎ボイラー室第1層の用務員。性別は無性。低階層を管理する汎用ゴクソツ機構の改良型であり、ごく最近、ヴァージョンアップを革新的に果たした。精霊ディレクトリの最大総量なんと1.5テラとなったが、よりパワフルな機動力と、一般向けのコンセントからのエーテル補給を可能としている。妃芽薗の第2焼却施設を通じて脱走したとある罪人どもの捕縛を命じられているが、この命令を入力したボイラー第1層室長はたぶんすっかり忘れていると思われる。その証拠に、頭部の角はアンテナでもあるが、状況確認を受信することは全くない。脳内にはマインスイーパとソリティアがインストールされており、考え事しているように見えるときはだいたいそれで遊んでいる。「自我はありません」「人間の感情はよくわかりませーん」と主張しているが、たぶんある。
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⚠このページはヒマジア王国のヒマジア史を見た後で見ることをお勧め致します。 10大貴族の合議制とは1529年にリート・グレードバリアを始めとするグレードバリア家とアイル・ヴァースイトを始めとするヴァースイト家が組んだ事によって始まった政治制度である。現代ヒマジアの合議院の原型とされる。 ◆構成貴族 ▪グレードバリア家(鳩派) ヒマスカ人の父とビネッツェ人の母を持つリート・グレードバリアによって創建された。フローヴ内戦でバージニアに追放され終焉を迎える。 ▪リアーマン家(鳩派) 軍人貴族アルト・リアーマンを生んだ一族。フローヴ内戦でグレードバリア側に付いて追放される。 ▪サファンジ家(中立) バージニアから渡ってきた一族。合議制を発足させるが、グレードバリア家によって潰される。 ▪ルビネット家(鳩派→鷲派→白派) フレンチェ王家の血を汲むバージニアの富豪レデー・ルビネットの一族。フローヴ内戦では鳩派を裏切り、後にルン王国の王家となる。 ▪チュルトリス家(鳩派→白派) 貧困層から選出された下剋上貴族。鳩派であったが鷲派とも親交が深かった為に、フローヴ内戦では上手く生き残った。 ▪ヴァースイト家(鷲派) 帝国の英雄モンデル・ヴァースイトが創建した名門家。バンドラの政治でグレードバリア家と対立し、グレードバリア家を失権させる。 ▪トリーム家(鷲派) バジル人の血、フレンチェ人の血、ヒマスカ人の血を持つ富豪一族。ストローズの乱にてグレードバリア家によって潰される。 ▪ホワイト家(鷲派→白派) 民の象徴ゴマ・ホワイトを生んだ名門家。バンドラの政治以後はヴァースイトの意思に従っていたが、チット戦争で滅ぼす。 ▪ブラック家(鷲派→黒派) アスナロ政権時にホワイト家から分かれた分家。黒白戦争時には黒派のリーダーとして戦った。 ▪サバーキン家(鷲派→黒派) グレードバリアから派生した分家。最初期はグレードバリアに絶対的に従っていたが、合議制発足後は鷲派として対立する。 ◆派閥 合議制発足後1592年に起きたバンドラの政治によって、グレードバリア家を中心とする革新鳩派、ヴァースイト家を中心とする保守鷲派で分かれた(第一次派閥戦争)。両派閥の争いは1733年の合議制崩壊まで続く。 その後1784年に設置された桃議会にて、ホワイト家が中心の貴族白派、ブラック家が中心の人民黒派によって派閥戦争は続いた(第二次派閥戦争)。 ▪革新鳩派 テーズ・グレードバリア、アイル・チュルトリス、デミル・リアーマンによって始まった政治の革新を望む派閥。バージニア出身の貴族が多く在籍していた為、バージニア貴族と呼ばれた。 ▪保守鷲派 モリス・ヴァースイト、ホールス・ホワイト、ストローズ・トリームによって革新鳩派に対抗する形で始まった政治の永世保守を望む派閥。ヒマジア貴族と呼ばれた。 ◆経過 「貴官制」 1498年1月26日、南西諸島の多くを植民地にしていたフレンチェ王国によって、バジル帝国が滅び、属国ヒマジア帝国が建国された。ヒマジア帝国の皇帝にはフレンチェ人のダブリス・クロアが即位、ヒマスカ人とバジル人を強制収容した為、民衆は激しく怒った。そこで貴官制と呼ばれる貴族による支配制度を当時の統治長官アグロウ・サファンジが発足させる。 1523年10月2日、最高位貴族8家+民衆貴族2家によって合議会が形成される。後にこの合議会の制度は10大貴族の合議制と呼ばれる。合議制では、改新の鳩派と保守の鷲派、そして中立派で派閥が分かれる。1526年3月14日、リート・グレードバリアの刺客によってアグロウ・サファンジが暗殺されサファンジ家が滅ぶ(アグローズ政乱)。サファンジ家が滅んだ理由として、権力を自家に集中して多くの恨みを買った説が有力とされている。アグローズ政乱以降、グレードバリア家は栄華を極めていく。 1545年12月25日、軍部最高長官で鷲派であったストローズ・トリームがグレードバリア領に侵攻する。それに動揺したリート・グレードバリアはストローズと討論を交わしたが、反省する気配なしと見なし、1546年2月11日、ストローズを暗殺しトリーム家が滅ぶ。その際にリートが発した「時はグレードに向く」はヒマジア内にて人気を博すが、これは後年の創作と言われている。 「バンドラの政治とブローヴ内戦」 1582年9月15日、鷲派の中心人物であったバンドラ・ヴァースイトが太政大臣に就任し、独裁政治を始める。バンドラは手始めにリートら鳩派の中心人物を国家反逆罪で処刑。幸いな事にリートの嫡子テーズが生き残った為、グレードバリア家は滅ばなかった。バンドラはその後、自分の娘を皇帝の后にし権力をヴァースイト家に集中させた。バンドラの政治はヒマジア史上最も金が輸出された為、金山政治と呼ばれ、そして英雄モンデルのように民衆から多くの名誉を得た為、モンデル2世と呼ばれ親しまれた。 1592年6月2日、天下の英雄バンドラ・ヴァースイトが死んだ太政大臣の後継役として嫡子リュガ・ヴァースイトが選ばれたが、右大臣リアソン・グレードバリアによって失権させられ、強制的に太政大臣に就任する。 1599年4月8日、リュガを中心として不満を持った貴族によってヒマジア西部を占領し自治を始める(リュガ帝国の建国)。それと同時にリアソンらヒマジア帝国軍はリュガ帝国の首都フローヴを攻める。そして1600年8月10日にフローヴ内戦が開戦、続きリュガ帝国が徹底抗戦、内戦は泥沼化する。 1615年5月5日、フローヴ内戦はリアソンの死により和平という形により終結を迎える。その後のリュガ帝国皇帝リュガ・ヴァースイトはヒマジア帝国の太政大臣に戻る約束で皇帝を辞職。太政大臣に戻ったリュガはアガサ・ホワイトの言葉により、グレードバリア家・リアーマン家を追放する(鷲派の勝利宣言)。
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Template 日本の法令? 国家総動員法(こっかそうどういんほう)は、1938年(昭和13年)に第1次近衛内閣によって制定された法律。総力戦遂行のため国家のすべての人的・物的資源を政府が統制運用できる(総動員)旨を規定したもの。1945年の敗戦によって名目を失い、同年12月20日に公布された国家総動員法及戦時緊急措置法廃止法律(昭和20年法律第44号)に基づいて1946年4月1日をもって廃止された。 背景と影響 第一次世界大戦の戦訓より、戦争における勝利は国力の全てを軍需へ注ぎ込み、国家が総力戦体制をとることが必須であるという認識が広まっていた。日中戦争の激化に伴い、当時の日本経済では中国で活動する大軍の需要を平時の経済状態のままで満たすことが出来なくなっていたため、経済の戦時体制化が急務であった。 この法案は当時企画院を中心とした革新官僚と呼ばれたグループによって策定された。概要は、企業に対し、国家が需要を提供し生産に集中させ、それを法律によって強制することで、生産効率を上昇させ、軍需物資の増産を達成し、また、国家が生産の円滑化に責任を持つことで企業の倒産を防ぐことを目的とした。 しかし、この法案は総動員体制の樹立を助けた一方で、社会主義的であり、ソ連の計画経済の影響を受けていた。のちに、この法案を成立させた第一次近衛内閣の後に首相となった平沼騏一郎を中心とした右翼・反共主義者の重鎮により、企画院において秘密裡にマルクス主義の研究がなされていたとして、企画院事件が引き起こされた。 また、戦後の産業政策に見られるように官僚が産業を統制する規制型経済構造を構築した契機となったことから、大政翼賛会の成立した年にちなんだ1940年体制という言葉も存在する。 Template 節stub? 内容 同法によって国家統制の対象とされたものは、以下の6点に大別できる。 労働問題一般 - 国民の産業への徴用、総動員業務への服務協力、雇用・解雇・賃金等の労働条件、労働争議の予防あるいは解消 物資統制 - 物資の生産、配給、使用、消費、所持、移動 金融・資本統制 - 会社の合併・分割、資本政策一般(増減資・配当)、社債募集、企業経理、金融機関の余資運用 カルテル - 協定の締結、産業団体・同業組合の結成、組合への強制加入 価格一般 - 商品価格、運賃、賃貸料、保険料率 言論出版 - 新聞・出版物の掲載制限 法律上には上記統制の具体的内容は明示されず、すべては国民徴用令をはじめとする勅令に委ねられていた。このことから、同法をナチス・ドイツによる授権法(1933年)の日本版になぞらえる説もある。 審議 大財閥を中心とした経済界はこの法案に対して、法律によらない私権の制限であり社会主義的であるとの批判をもっていた。経済界に近い立場の民政党・政友会など既成政党も、政府に対する広範な授権は大日本帝国憲法において帝国議会に保障された立法協賛権の剥奪につながる恐れがあり憲法違反であるとして反対の空気が強かったが、議会審議においては政府や陸軍に押し切られる形で可決成立をみた。これについて、通説では陸軍の圧力によるところが大きいとされているが、近年ではこの時期の陸軍は「事変」中における議会との全面対決には消極的であり、むしろ有馬頼寧ら近衛文麿首相側近の間で、国民の支持が高い近衛の元に革新派を結集させて「近衛新党」を旗揚げして、解散総選挙に打って出る動きがあったために、既成政党側がこれを恐れて妥協に転じたとする説もある。 なおこの審議中には、既成政党の無力ぶりを示す以下2つのエピソードがあった。 「黙れ」事件 1938年3月3日、陸軍省軍務課新聞班長佐藤賢了中佐は委員会審議中、政府側説明員として長時間にわたり法案の趣旨説明を行った。そのあまりの長広舌に対して議員より「いつまでやるつもりだ」という趣旨の野次が飛んだ際、佐藤は「黙れ!」と恫喝した。議場は騒然とし、事態収拾のため杉山元陸軍大臣が陳謝したものの佐藤本人に懲罰はなかった。 ただし、質問者であった宮脇長吉議員は元陸軍軍人で佐藤の陸軍士官学校時代の教官であったことから、佐藤と宮脇の個人的な確執が発言につながったとする説もある。また、当時陸軍大臣が直ちに謝罪する例は珍しく、法案審議に際しての軍部の低姿勢ぶりが際立っているとする見方もある。 西尾除名事件 社会大衆党は同法に賛成の立場であり、軍部・革新官僚・近衛の少数与党として立ち働いて飛ぶ鳥を落とす勢いであった。3月16日、同党議員の西尾末広は法案賛成の演説を本会議で行ったが、近衛首相を激励する一節「ヒットラーの如く、ムッソリーニの如く、あるいはスターリンの如く大胆に進むべき」の「スターリン」の部分が民政・政友両党により問題化した。西尾は発言を取り消した(このため議事録よりも削除)ものの、懲罰委員会に付せられ、結局議員除名となった(なお、既成政党と政府が全面的に対決していた9日の段階で西尾が全く同一の発言をしているにもかかわらず、その時には問題にすらされていなかった)。 既成政党勢力にとっては、政府・陸軍に押し切られる一方の議院運営の鬱憤を社会大衆党に対して晴らす格好になった。 参考文献 古川隆久 『昭和戦中期の議会と行政』 吉川弘文館、2005年。ISBN 4642037713。 関連項目 Template Wikisource? 政策及び思想 国家総力戦 国家社会主義 混合経済 統制経済 ケインズ経済学 中央集権 集産主義 新体制 国民精神総動員 政党・団体 統制派 革新官僚 企画院 企画院事件 日本発送電 船舶運営会 政治家・思想家 星野直樹 和田博雄 岸信介 美濃部洋次 鮎川義介 西尾末広 江田三郎 三木清 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年12月8日 (月) 09 00。
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クワウトル 革新の波濤 CHARACTER(UNIT) CH-44 茶 1-2-0 U 家名 (戦闘フェイズ):《(0)》このカードが破壊されている場合、このカードをゲームから取り除く。その場合、自軍ジャンクヤードにある、全てのユニットとキャラクターを、自軍捨て山に移す。その後、自軍捨て山をシャッフルする。 M Ad [0][0][0]
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エルドランシリーズ(オリジナル)のまとめwikiです 完全旋風ガイセイオー 正義爆裂ケンセイヴァー 爆裂究極ダイセイオー 勇気爆進ゴウレイザー 伝説覚醒セイカイザー 究極進化サンライザー 天空戦記エンジェルガーディアン 無限全開バクライガー 天聖凱旋カクメイガー 必勝世紀ケンライオー 夢幻冒険記ブレイバー 奇跡新生シャインスター ブレイドインフィニティ~Blade Infinty~ 猛烈逆転サイライオー 超絶革新ライメイオー 究極天装伝説セイヴァリオン 超絶展開エクセイザー 野生爆裂ガルガイオー
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84:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 05 35 24.09 ID hpeqfj4Jo―epilogue― 数ヶ月前 魔王の孤島 キマイラ「こい」 勇者「……」 キマイラ「どうした?」 勇者「ここで殺せばいいだろう」 キマイラ「黙って付いて来い」 勇者「何か目的でもあるのか?」 キマイラ「……」 勇者「集団で嬲り殺しにするのか」 キマイラ「無駄口は叩くな」 勇者「痛くしないでほしいな」 キマイラ「お前次第だ」 勇者「だよな」 キマイラ「早くしろ」 勇者「はいはい」 85:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 05 40 13.74 ID hpeqfj4Jo―――魔王の城 謁見の間 キマイラ「入れ」 勇者「……」 ハーピー「はぁい♪」 ゴーレム「……キたか……」 勇者「どうも。中々、美しい造形ですね」 ハーピー「うふっ。噂通りね。わらわの憐憫さが分かるとは……」 勇者「抱きたい」 ハーピー「それは……アナタ、し、だ、いっ」 勇者「腹筋から始めましょうか?!」 ゴーレム「ウ……るさい……」 勇者「これはすいません」 キマイラ「中央に座れ」 勇者「はっ!!」ギュッ ハーピー「わらわの腕から離れろ」 86:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 05 44 17.32 ID hpeqfj4Jo勇者「で、この美しい方は?」 キマイラ「お前を連れてきたのは二つの理由がある」 勇者「お名前は?」 ハーピー「ハーピーと申す」 勇者「エロいっすね」 ハーピー「良く言われる」 キマイラ「きけぇ!!!」 勇者「はっ!!」 キマイラ「一つ目はお前を処刑するためだ。魔王様の仇として討つためにな」 勇者「それで今後、人間に手を出さないというなら、それでも構わない」 ゴーレム「ソう……か……デは……コロそう……」 勇者「じわりじわりと殺さないでくださいね」 キマイラ「まて」 ゴーレム「マお、うさまの……カたき……うつ……」 キマイラ「静まれ!!もうこれ以上、余計な混乱を生みたくはない!!」 87:NIPPER(チベット自治区):2012/06/30(土) 05 50 46.92 ID N7nNy7BTo空白期間キター 88:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 05 53 25.18 ID hpeqfj4Jo勇者「混乱……?」 ハーピー「ふふ……わらわのことだ、勇者よ」スリスリ 勇者「ぬほほぉ……ぼ、僕を篭絡……させよう……ななな、なんて……もっとして」 ハーピー「よさぬか。お前がそうやっておどけているのは半分演技であろう?」 勇者「その真意は寝室で生まれたままの姿になってですね」 ハーピー「お前には感謝しているのだ」 勇者「感謝?……なんかしましたっけ?側室になってほしいなんていいました?」 ハーピー「違う。魔王を倒してであろう?あれによってわらわを含めた革新派がようやく日の目を見ることができたのだ」 勇者「革新派……?よくわかりませんが、僕の股間がギンギンなのは間違いないです」 ハーピー「おっ……意外と……でかぃ……」 キマイラ「察しのいいお前ならばもう分かっただろう。なぜ生かされ、ここにいるのかが」 勇者「もしや……革新派と呼ばれる魔族が僕の身を守ろうとしているというのですか?」 キマイラ「魔王様が倒れた直後、革新派は行動を起こした。保守派……つまり魔王様を信仰していた者たちに攻撃を始めた」 勇者「魔王に倒れて欲しかったと思う魔族がいたということですか」 キマイラ「魔王様は良くも悪くも魔王の座に長年居続けた。それを良く思わぬ輩は少なからずいたのだ」 89:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 00 22.35 ID hpeqfj4Joハーピー「革新派の筆頭は魔道士だったのだ」 勇者「キラちゃんの生みの親か」 ハーピー「あの時は流石にお前を殺してしまったほうがいいのではないかという動きもあった」 勇者「アナタに殺されるのなら本望です」キリッ ハーピー「ふふ……それは嬉しいな。まあ、あとでじっくりと料理してくれる」 勇者「すきにしてっ!!」 ゴーレム「マじ……めに、や……れ……」 勇者「は、はい」 キマイラ「魔王様が倒れ、保守派は勇者の討伐に乗り出した。だが、それを革新派が止めた」 ハーピー「我らにとって勇者は恩人だからなぁ。それに……中々、かっこいいではないか……ニンゲンにしておくのがもったいない……」スリスリ 勇者「あっ……そんなぁ……らめぇ……」 ハーピー「食べてしまいたいな……ふふふふ……」 勇者「どうぞ、遠慮なく食してください」 ハーピー「では……足から頂こうかのう……」 キマイラ「やめろ。どうしてお前はそう全てを餌として捉えるんだ」 90:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 09 14.16 ID hpeqfj4Joゴーレム「ハナし……が……つづカない……」 キマイラ「要するにだ。勇者よ、お前がここに呼ばれた二つの理由は、保護だ」 勇者「保護?」 キマイラ「保守派はお前を抹殺したがっている。だが、もしお前が抹殺されてしまえば、保守派と革新派の軋轢は修復不能になる」 ハーピー「といっても、元から仲がよかったわけじゃないがな。わらわとて何度も命を狙われたことか」 勇者「酷いな。許せん」 ハーピー「わらわを守ってくれるのか?」スリスリ 勇者「はいぃぃ……」ゾクゾク キマイラ「競合した結果……勇者よ。お前を軟禁させてもらう」 勇者「軟禁?!」 ゴーレム「コろせない……から、ナ……」 キマイラ「だからといって魔族の憎悪は貴様に向けられいる」 勇者「魔族内のゴタゴタが収束するまで管理し閉じ込めておくということか」 ハーピー「まぁ、あれだ。革新派が負けてしまえば、お前は確実に殺されるだろうがなぁ」 キマイラ「保守派と革新派が和解しても勇者の処刑は実行される可能性がある。それだけは肝に銘じておけ」 92:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 14 29.46 ID hpeqfj4Jo―――牢獄 勇者「なんだよー!!軟禁じゃなくて監禁じゃねーか!!」ガシャガシャ ハーピー「まぁまぁ。落ち着け。わらわもお前をいつまでもこのような場所に閉じ込めておく気はない」 勇者「誓いのキッスを……」 ハーピー「護衛を置いておこう」 勇者「メス!?」 ハーピー「勿論」 勇者「わーい」 ハーピー「それにしても不思議な男だな……。お前は今、いつ殺されても不思議ではないというのに」 勇者「貴女という美しい人がいる……それだけで僕は満足なのです」 ハーピー「ふふ……そういって何人の女を落としてきたのだ?」 勇者「えーと……貴女を含めて8人です」 ハーピー「ふふふ……そうか……意外と少ないな」 勇者「それより早く僕の護衛ちゃんを呼んでください!!!」 ハーピー「そう急かすな。―――こっちにこい」パンパン 93:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 19 16.32 ID hpeqfj4Jo勇者「キラちゃん並の可愛い子を……!!」 ゾンビ「あー……あー……」ヨロヨロ 勇者「!?」 ハーピー「わらわの直属の部下だ。リビングデット族だ。ほれ、挨拶をせえ」 ゾンビ「うー……」ペコッ 勇者「ど、どうも……」ペコッ ハーピー「これは重大な任務だ。決して抜かるでないぞ?」 ゾンビ「うー……」ペコッ 勇者「護衛って……大丈夫なのですか?なんか……とってもドジっこのような……」 ハーピー「わらわが一番可愛がっている娘だ。なにも心配することはない」 勇者「あの!!できれば貴女に守ってもらいたいなぁって!!!」 ハーピー「それはできぬ。わらわは魔道士の代わりに革新派の長を務めておるからなぁ」 勇者「そんなぁ!!!」 ハーピー「ではな。また様子を見に来る」バサッバサッ ゾンビ「あー……あー……」バイバイ 94:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 23 02.60 ID hpeqfj4Jo勇者「……」チラッ ゾンビ「……」 勇者「あの……」 ゾンビ「うー?」 勇者「よろしく」 ゾンビ「うー」 勇者「……」 ゾンビ「……」 勇者「僕は殺されると思う?」 ゾンビ「うー……」フルフル 勇者「え?殺されないと?」 ゾンビ「……」コクッ 勇者「どうして?」 ゾンビ「あー……あぁ……うー……うー……」フリフリ 勇者「む?!ジェスチャーゲームの時間か!!よーし!!!がんばろう!!!」 95:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 30 47.32 ID hpeqfj4Jo―――謁見の間 キマイラ「……」 ゴーレム「ユうしゃ……つぶセ……ばいいノに……」 キマイラ「魔王様が倒れ、革新派の勢力が増してきている。下手なことをすれば、潰されるのはこちらだ」 ゴーレム「カんけい……ない……ユうしゃは……オレが……ころす……」 キマイラ「よせ。―――ドラゴン様まで加入してくる可能性もあるのだぞ」 ゴーレム「ドら……ごん……さま……?」 キマイラ「そうだ。ドラゴン様は何かを仕掛けてくるやもしれない……一番警戒すべき相手だ」 ゴーレム「うらギりもの……な、んて……キョういじゃ……ない……」 キマイラ「魔王様はニンゲンを侮り、負けたのだぞ」 ゴーレム「ソれは……」 キマイラ「我々が同じ轍を踏むわけにはいかない。分かるだろう?」 ゴーレム「……」 キマイラ「勇者の始末などいつでもできる。今は革新派を鎮圧させることが最優先だ」 ゴーレム「ワか……った……」 96:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 34 07.91 ID hpeqfj4Jo―――牢獄 ゾンビ「うー?うぅ?」 勇者「はい。それを……置きました。それで?」 ゾンビ「あー……」ヨチヨチ 勇者「うん……それをもって行きます……次は?」 ゾンビ「あー」バンザーイ 勇者「いい朝だなぁ」 ゾンビ「うーうー」フルフル 勇者「違うのか?」 ゾンビ「あー」コクッ 勇者「……」 ゾンビ「うー?」 勇者「―――あぁぁぁぁ!!!!!もう全然わっかんねええ!!!!」 ゾンビ「!」ビクッ 勇者「人語話せよ!!おらおらぁ!!」ガシャガシャ 97:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 38 16.74 ID hpeqfj4Joゾンビ「うぅぅ……」ウルウル 勇者「もう!!だめだ!!必死になって好きになろうと思ったけど、ダメだな!!君はなんかこう……ダメだ!!」 ゾンビ「うぅー……」ペコペコ 勇者「いいか?うー、とか、あー、とかじゃ気持ちを伝えるとき困るだろ!?」 ゾンビ「うー?」 勇者「例えば、好きな人に自分の気持ちを伝える場合はどうするんだよ?ああぁ?」 ゾンビ「あー♪」ヨロヨロ 勇者「抱きつこうとしないとダメな時点で、失格だよ!!ちょっと可愛かったけどよぉ!!」 ゾンビ「うー……」 勇者「あ!!」 ゾンビ「あ……?」 勇者「い!!」 ゾンビ「ぁ……」 勇者「違う!!い!!!」 ゾンビ「ぁ……!」 98:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 40 53.90 ID hpeqfj4Jo勇者「い!!」 ゾンビ「ぁ……ぁ……」オロオロ 勇者「いー!!」 ゾンビ「ぁ……ぃー……」 勇者「し!!」 ゾンビ「ぃ……?」オロオロ 勇者「しっ!」 ゾンビ「ぃ……し……」 勇者「て!!」 ゾンビ「ぃ……ぅ……ぁ……て……」 勇者「る!!」 ゾンビ「ぅ!」 勇者「あいしてるっ!!」 ゾンビ「あぃうてぅ!」 勇者「ダメ!!もう一回!!!」 100:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 46 17.49 ID hpeqfj4Jo―――翌日 牢獄 ハーピー「はぁい、様子を見に来たぞ」 勇者「はぁ……はぁ……よし……可愛い……」 ゾンビ「うー……ぁ……」ゼエゼエ ハーピー「なにやら昨晩はお楽しみだったようだな」 勇者「ああ……どうも……おかげで貫徹です」 ハーピー「なんと……お前さん、このリビング族とやりおうたのか?」 勇者「まぁ……これぐらいは余裕です。暇でしたし」 ハーピー「なんとまぁ……器の大きな男よ……益々ニンゲンにしておくのは惜しいなぁ」 勇者「よし、君の上司に練習の成果を見せておあげ」 ゾンビ「うー」コクッ ハーピー「な、なに!?こ、こら……わらわはお前とそういうことは……あまり……」 ゾンビ「あぃしてるぅ!!」 ハーピー「……え?」 ゾンビ「あ……ぁ……あ、ぃしてるぅ!」 102:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 50 48.79 ID hpeqfj4Jo―――謁見の間 キマイラ「勇者の様子は?」 魔物「ギー」 キマイラ「ハーピーめ……リビング族を守衛に置いたのか……面白い……」 キマイラ「下がっていいぞ」 魔物「ギー」タタタッ キマイラ「そうだ……ふふふ……いい手がある……」 キマイラ「奴らの知能は低い……それを利用すれば……ふふふ……」 ハーピー「……」バサッバサッ キマイラ「どうした?」 ハーピー「ん?……ああ、なんでもないよ……はぁ……」 キマイラ「……どうした?」 ハーピー「……部下に……それも同姓に……告白されたこと……ある?」 キマイラ「何を言っている?」 ハーピー「種族も違うのに……わらわはどうしたらいいのか……はぁ……」 103:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 06 55 06.94 ID hpeqfj4Jo―――数日後 牢獄 勇者「もう一度言って」 ゾンビ「おにぃちゃぁん……あぃしてるぅ!」 勇者「いいねー。次だ」パチンッ ゾンビ「おにぃちゃぁん……だぃしゅき!!」 勇者「うん……君は中々優秀だな」ナデナデ ゾンビ「うぅー……」モジモジ 勇者「あれから数日か……」 ゾンビ「あー?」 勇者「みなさん心配しているだろうな……」 ゾンビ「し……ぱぃ?」 勇者「魔物って頑張ったら色々話せるようになるんだな……。キラちゃんといい、この子といい……変な扉を開けてしまいそうだな」 ゾンビ「あー?」 勇者「よしよし。次の人語に移ろう。―――私は勇者様の側室です。はい」 ゾンビ「わぁしは……ゆう……しぃ……のそ、く……しつでしゅ!」 104:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 07 03 06.02 ID hpeqfj4Jo―――数日後 城内 キマイラ「革新派の動きは?」 側近「動きはありません」 キマイラ「そうか……では、そろそろ始めるとするか」 側近「分かりました」 キマイラ「ふふ……くれぐれも内密にな」 側近「はい」 キマイラ「ふふ……これで魔王の座に近づいたな……」 ゴーレム「ナにを……はじめる……ツもりだ……?」 キマイラ「気にすることはない。全ては万事、うまくいく」 ゴーレム「オシ……えろ……」 キマイラ「悪いがそれはできない。情報の漏洩を防ぐためだ」 ゴーレム「……」 キマイラ「そう怖い顔をするな。勇者も死に革新派をも駆逐するために動いているだけだ」 ゴーレム「ワかっ……た」 105:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 07 08 43.72 ID hpeqfj4Jo―――数週間後 ゾンビ「―――おにいちゃーん」ヨロヨロ 勇者「おはよう」 ゾンビ「ごはんだよ」 勇者「いつもありがとう」 ゾンビ「うー……」モジモジ 勇者「ゾンビ語でた!!減点!!!」 ゾンビ「あー!!!」 勇者「まだまだだな」 ゾンビ「はんせい」 ハーピー「勇者よ……」 勇者「おはようございます」 ゾンビ「おはよ、うー」 ハーピー「随分、言語が巧みになってきたな……」 勇者「まぁ……機械兵士に愛を説いたことのある僕なら、これぐらいは余裕です」 106:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 07 16 13.36 ID hpeqfj4Joハーピー「そ、そうか……」 勇者「それで、何かありましたか?」 ハーピー「保守派が遂に動き出した……。いや、動き出していた……」 勇者「どういうことですか?」 ハーピー「あやつらはずっと、水面下で革新派に嫌がらせをしていた……」 勇者「嫌がらせ?引き抜きとか流言による情報操作とか?」 ハーピー「まさにその通りだ……」 勇者「なるほど」 ハーピー「おい」 ゾンビ「なに?」 ハーピー「お前も……何か言われたか……?」 ゾンビ「ほんとうはおにいちゃんがはしゅはときょうりょくして、わたしたちをぎゃくさつしようとしているってきいたよ?」 勇者「虐殺?僕が?」 ハーピー「全く同じ内容だ」 勇者「折角、手塩にかけて育てたこの子を僕が殺す?この世界が僕以外みんな女の子になるぐらい可能性が低いことですよ」 107:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 07 22 39.17 ID hpeqfj4Joハーピー「しかし、徐々にその噂は広まりつつある。真綿で首を絞められるようにゆっくりと革新派はダメージを負っている」 勇者「そうですか」 ハーピー「お前……どうしてそう冷静なのだ?」 勇者「え?」 ハーピー「このままでは確実にお前は殺されるのだぞ?」 勇者「初めからそのつもりでしたから。僕はもう死んでいます」 ハーピー「お前……!!」 勇者「僕が死ぬことで人類への暴虐が収まるというなら、安いものですし」 ハーピー「腰抜けが……見込み違いだったな……」 勇者「誰かを殺せば、誰かに狙われる。僕はそれがもう嫌なだけです」 ハーピー「ふん……がっかりだ……」バサッバサッ 勇者「……」 ゾンビ「おにいちゃん……」オロオロ 勇者「大丈夫さ……。それより、またお願いできるか?」 ゾンビ「うー、ん!」 108:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 07 31 34.71 ID hpeqfj4Jo―――城内 キマイラ「首尾は?」 側近「多くの者が保守派に流れてきています」 キマイラ「そうか……ふふふ……」 側近「数で言えば、圧倒しているかと」 キマイラ「だろうな……1ヵ月もかけたのだ、そうでなくては困るが」 ゾンビ「うー……うー……」ヨロヨロ キマイラ「……ふん。ハーピーの部下か」 側近「では、今回の事が終われば……キマイラ様が魔王に……」 キマイラ「まぁ、そういうことになるな」 側近「永久にキマイラ様のお傍で戦います……」 キマイラ「頼むぞ。邪魔なニンゲンもこの世界から消してやる……」 キマイラ「魔王様の意志を継ぎ……必ず……」 側近「まずは勇者ですね」 キマイラ「ああ。そのために革新派の排除を急ぐぞ。ニンゲンを城に置いておくだけで虫唾が走るのでな」 109:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 07 37 18.25 ID hpeqfj4Jo―――数日後 牢獄 勇者「おはよう」 ゾンビ「おはよ、うー」 勇者「で、どうだった?」 ゾンビ「キマイラさまは……インゲンを……じゃなくて、ニンゲンを殺すって言ってる……」 勇者「他も?」 ゾンビ「うんっ」 勇者「やっぱりか……」 ゾンビ「うー?」 勇者「奴らは俺との約束を守るつもりはなかったわけだ……」 ゾンビ「うー」コクッ 勇者「……逃げるか」 ゾンビ「え?」 勇者「鍵もってきて。牢屋の鍵」 ゾンビ「うんうん」ヨロヨロ 110:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 07 42 10.60 ID hpeqfj4Jo―――廊下 勇者「こっちが出口だな?」 ゾンビ「でも……これ、ダメなことだよ……」ヨロヨロ 勇者「俺が死んで全てが解決すると思っていたのは間違いだったみたいだな」 ゾンビ「うー……」 勇者「信じてたけど……やはり、王のために民は再び立ち上がるのか……」 ゾンビ「うー……うー……」 勇者「なら……ここでなんとかしておかないと……」 ゴーレム「―――ユうしゃ……!!」 勇者「!?」 ゾンビ「うー!!うー!!!」 勇者「ゴーレム!!武器もない状態じゃ……!!」 ゴーレム「ダっそうは……シケい……だ!!!」ブゥン 勇者「危ない!!」バッ ゾンビ「あー!?」 111:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 07 47 38.74 ID hpeqfj4Jo勇者「怪我は?!」 ゾンビ「あー……うで……とれたー……」 勇者「これか!!―――はいっ!」ポイッ ゾンビ「ありがと、うー」 勇者「お礼はいい!!逃げるぞ!!」 ゾンビ「うー?なんで?わたしはにげるひつようなんて……」 勇者「ここに居れば君のような革新派は絶対に殺される!!それがわからないのか?!」 ゾンビ「うー?」 勇者「君に言葉を教えたのは密偵のためでもあったけど、それ以上に君は愛らしかった!!」 ゾンビ「あい……?」 勇者「そうだ!!だから君を死なせない!!俺の命ある限り、守る!!」 ゾンビ「うー……あぃ……して……」 ゴーレム「ユうしゃ……つぶす……!!!」ブゥン 勇者「こっちだ!!」グイッ ゾンビ「あー!」 112:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 07 54 01.43 ID hpeqfj4Jo―――謁見の間 キマイラ「何事だ。騒がしいぞ」 側近「た、たいへんです!!勇者が脱走しました!!!」 ハーピー「なんだって……?」 キマイラ「所在は?」 側近「幸い、ゴーレム様が追跡中のようで……今は西館の三階付近に居る模様です」 キマイラ「そうか……ゴーレムが……ならば、奴に任せておこうか」 ハーピー「まちんせ」 キマイラ「なんだ?」 ハーピー「勇者は殺さない約束のはず」 キマイラ「今までは保護対象だったが、それが脱走者という肩書きに変わってしまった。これはもう排除対象だと思うが?」 ハーピー「だが!!」 キマイラ「勇者は我々の約束に背いたことになる。そうだな?」 ハーピー「……」ギリッ キマイラ「勇者を捉え次第、殺せ!!奴はやはり敵だったのだ!!」 113:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 08 30 47.79 ID hpeqfj4Jo勇者「はぁ……はぁ……!!」 ゾンビ「うー……あー……」ヨロヨロ 勇者「ああ!!もう抱える!!」ガバッ ゾンビ「うー!!」 勇者「しっかりしがみ付いてろ!!」 ゾンビ「うー」ギュッ 勇者「はぁ……はぁ……」ダダッ ゴーレム「マて……!!」ズンズン 勇者「ここは右だな!!」ササッ ゴーレム「……」 勇者「どうだ。ここはお前が通れるほど通路の幅が広くな―――」 ゴーレム「ニが、さない……!!!」メリメリメリ 勇者「嘘だろ……?!無理やりくるのか!?」 ゾンビ「こわい」ギュッ ゴーレム「ユうしゃ……ショけいする!!!」メリメリメリ 114:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 08 37 31.72 ID hpeqfj4Joキマイラ「―――勇者は?!」 側近「それがまだ……!!」 キマイラ「使えぬ奴だ……!!よし、兵を投入する!!なんとしても捕らえろ!!」 側近「キマイラ様!!勇者はリビング族を人質にしているようですが……」 キマイラ「ふん。使えぬものは捨て置けばいい!!今は勇者の抹殺が最優先だ!!」 ハーピー「……」 キマイラ「動くな」 ハーピー「くっ……」 キマイラ「何をしようとしているのか……分からないとでも?」 ハーピー「さあ、なんのことだろうな。わらわはお前の言う通り、勇者を捕まえにいこうとしただけだが?」 キマイラ「ふん……下手な嘘は寿命を縮めるぞ?」 ハーピー「部下を動かしてまで、勇者を殺したいの?」 キマイラ「奴は先代の魔王を討ち取ったニンゲンだ。殺せるうちに殺しておくべきだろうが」 ハーピー「……」 キマイラ「何か言いたげだな……?」 116:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 08 54 04.24 ID hpeqfj4Joハーピー「いやね……もう魔王気取りかと思うと……ふふ……笑えてくる」 キマイラ「駄鳥が」 ハーピー「お前は魔王の器じゃない。それはよくわかった」 キマイラ「ほう……?」 ハーピー「魔族はこのままひっそりと隠れ住むほうが良いな」 キマイラ「はっ……何を言うか。魔族は全ての生物の頂点に君臨する種族だ!!!」 ハーピー「ニンゲン一匹すら満足に殺せないのに?ふふふ……あまりわらわを笑わせないでくれるか?」 キマイラ「……っ」ギリッ ハーピー「はっきり言おう。革新派が今まで目立った動きを見せなかったのは、偏に先代を超える器量の持ち主がいなかっただけのこと」 キマイラ「……」 ハーピー「殺そうと思えばいつでも殺せた。魔道士が作ったキラーマジンガもほぼ完成していたしなぁ」 キマイラ「なにが言いたい?」 ハーピー「わらわたちに相応しい王はまだおらぬということだ」 キマイラ「貴様ぁ……」 ハーピー「今回、こうやって行動を起こしたのも、貴様のような勘違いした王の誕生を阻止するため。もう魔族を穢すでない」 117:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 09 01 16.24 ID hpeqfj4Joキマイラ「では、このまま王の座を空席にしておくのか!!それこそ魔族の……我々の崩壊だぁ!!」 ハーピー「……条件付きではあるが、あの方なら任せられるかもしれん」 キマイラ「誰だ?」 ハーピー「ドラゴン様しかおらんであろう」 キマイラ「裏切り者を王にするだと?はーっはっはっはっは!!それこそ愚策だぁ!!」 ハーピー「耳の悪いやつだ。条件付きだというただろうに」 キマイラ「条件?」 ハーピー「ドラゴン様を皆が受け入れたら……だ」 キマイラ「ふふふ……ふはははははは!!!!!あーっはっはっはっはっは!!!!!」 キマイラ「受け入れる?!出来るわけないだろうがぁ!!!!」 ハーピー「……」 キマイラ「あのエルフ族を何年も蔑ろにしてきた身でよくいう!!」 ハーピー「エルフ族もわらわたちも歩み寄ろうとはせなんだ。関係が修繕されないのは当然だ」 キマイラ「歩みよればいいというのか?理想論も大概にしろ!!」 ハーピー「さあ……理想論なのかはわらわは疑問だ。なにせ―――」 118:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 09 06 41.62 ID hpeqfj4Joドォォォォン!!!! ゴーレム「ユうしゃぁ!!!」 キマイラ「な、なんだ?!」 勇者「いたー!!こっちです!!」 ハーピー「うむ」バサッバサッ ゴーレム「ユうしゃ……!!!」ブゥン ハーピー「無駄」バシッ ゴーレム「グぐ……!?」 キマイラ「お前まで……裏切るのか……!!!魔王様の側近だったお前までニンゲンに擦り寄るのかぁ!!!」 ハーピー「擦り寄るのではなく、歩み寄るというてくれ。あと勘違いせぬように。わらわたちは常に魔族の繁栄を願っている」 キマイラ「減らず口を……!!」 勇者「キマイラ。お前は先代魔王よりも色々劣っているみたいだな」 キマイラ「勇者ぁ……!!」 勇者「俺がゾンビの子を使って情報収集をしていたことも気づいてないだろ?」 キマイラ「なに……?!そんなことリビング族にできるわけが……!!」 119:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 09 11 22.83 ID hpeqfj4Jo勇者「さあ、いっておあげなさい」 ゾンビ「うー」 キマイラ「ほら見ろ……その種族は喋る知能すら―――」 ゾンビ「キマイラ、キライー!!!!」 キマイラ「!?」 ゾンビ「ベーッ」 勇者「ふっ……」 キマイラ「馬鹿な……」 勇者「同胞のことを学ばず、魔王にずっと媚を売ってたのか?この子でも喋るし、考えて生きてるぜ?」 ゾンビ「うーうっうー」コクコク キマイラ「ぐぐぐ……!!!」 勇者「俺との約束も簡単に破りやがって……必ずお前は俺が倒してやる……」 キマイラ「うるさい!!!貴様はここで死ぬのだぁ!!!やれ!!ゴーレム!!!」 ゴーレム「マおう、さまの……カたき……!!!」 勇者「逃げましょう!!」 120:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 09 14 56.66 ID hpeqfj4Joハーピー「ふふふ……やはりお前はわらわの見込んだ男だったか」 勇者「惚れてもいいんですよ?僕の股間、予約に空きがありますから」 ハーピー「そうか……ふふふ……」 ゾンビ「うー!」ギュッ 魔物「「ギー!!!ギー!!!」」 ハーピー「ここはわらわに任せよ」 勇者「お願いします!!」 ゾンビ「うー!」 ハーピー「はぁぁぁぁぁ!!!!!」バサッバサッ 勇者「よし、今のうちだ」 ゾンビ「うー」ギュッ ゴーレム「ニが、さない!!」ズンズン キマイラ「必ず殺せ!!後の脅威となるニンゲンだぁ!!!」 勇者「過大評価に感謝します」 ハーピー「こっちだ!!」 121:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 09 19 11.64 ID hpeqfj4Joハーピー「よし、わらわに捕まれ」 勇者「ここから飛ぶわけですか?!」 ハーピー「怖い?」 勇者「えっと……信じます」 ハーピー「嬉しいよ」 ゾンビ「うー」 勇者「さ、一緒に行こう」 ゾンビ「うー……」フルフル 勇者「え……?」 ゾンビ「わたし、じかんかせぐね」 勇者「何を言ってるんだ!?そんなことする必要はない!!」 ゾンビ「ううん……みんなをとめないと……キマイラ、そらとべるから」 勇者「でも!!」 ハーピー「勇者よ。この子の言う通りだろうに。キマイラと空中戦などできはせん」 ゾンビ「だから……ね?」 122:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 09 23 45.82 ID hpeqfj4Jo勇者「ダメだ。君も一緒だ」 ゾンビ「うー……うー……」フルフル 勇者「君のことは守る!!」 ハーピー「勇者……」 勇者「君が心配するようなことはない!!僕は……俺は……!!ずっとそうやって戦ってきた!!」 ゾンビ「う……」 勇者「君を守る……だから―――」 ハーピー「よせ。今のわらわたちでは対抗できない。ここまで来て、脱出のチャンスをふいにするか?」 勇者「でも……!!!」 魔物「ギー!!!ギー!!!」 ゾンビ「うー!!!」 ハーピー「時間がない!!行くぞ!!」 勇者「この子の時間稼ぎなんて数秒もない!!そんなの意味がない!!!無駄死にじゃないか!!!」 ゾンビ「がんばるっ」グッ 勇者「無理だ!!一緒にこい!!」 123:NIPPERがお送りします:2012/06/30(土) 09 29 51.89 ID hpeqfj4Joハーピー「その数秒はわらわたちを見失わせるには十分な時間であろう!!」 勇者「嫌だ!!守れるのに……!!俺はもう誰も失わないように強くなったのにぃ!!!」 ハーピー「こい!!」グイッ 勇者「やめろぉ!!!一緒だ!!一緒に行くんだ!!!」 ゾンビ「うー……」フルフル 勇者「どうして……!!!」 ゾンビ「あ……」 勇者「え……?」 ゾンビ「……あい……してる……」ニコッ 勇者「あ―――」 ゾンビ「うー……うー……」ヨロヨロ ハーピー「行くぞ!!」 勇者「どうして……どうして……!!」 勇者「こうなるのが……嫌だから……俺は……」 勇者「―――くそぉぉぉ!!!!」 www57.atwiki.jp/matome_ssm/pages/23.html
https://w.atwiki.jp/nicosangokushi/pages/474.html
軍神の野望 http //www.nicovideo.jp/watch/sm5249872 使用ゲーム 信長の野望【革新】PK シナリオ・担当勢力 シナリオ1(尾張統一:1555年) 長尾家 シナリオ・設定 上級・寿命なし・討死あり・イベントあり・架空姫頻出 縛り なし 登録武将 なし 紙芝居・ストーリー なし 投稿時期 2008年11月15日~2009年01月11日 投稿者名 eara 関連タグ 【軍神の野望 】 ニコニコ大百科 - マイリスト 軍神の野望 備考 過去作品→覇王信孝 他多数 概要 S1長尾(上杉家)のプレイ動画。このうp主が過去に上げた動画と同じく、縛りやストーリーの類は一切なし。 今まで多くのプレイ動画をアップしてきたうp主だが、「おそらく今回で最後になるので一度やってみたかった軍神プレイをやってみる」とのこと。 解説 革新をある程度プレイしたことのある人はピンと来るだろうが、このシリーズの設定はぬるい。とにかくぬるい。 まず大名が軍神であるし、間近にはチート人材の宝庫である武田家が配置されている。 寿命も無く、架空姫も「多い」とプレイヤーに優しい設定になっている。 ではこのプレイ動画の見所は何処かというと、その侵略スピードである。 タイムアタックとうp主が明言している通り、ほとんどのプレイヤーが内政に精を出すと思われる場面でも構わず出撃。 ノーガードでひたすら他国を侵略しまくり、拠点の兵力は常にガラガラ。 侵略ルートもセオリーを無視し、非情に歪な勢力図が出来上がりつつある。 ヒヤヒヤしている視聴者をよそに、うp主は素知らぬ顔で今日も城攻め。果たして軍神は何年で日本を飲み込むのか…。 またpart01とpart43を除いてサムネは全て軍神で統一されている。 だがサムネ統一のため後半へ進むに連れて軍神が不憫な目に遭うこともしばしばである。 コメント欄 サムネのためだけに家宝を奪われる軍神が不憫な動画 -- 名無しさん (2008-12-25 20 07 42) うp主、乙!楽しませてもらいました! -- 名無しさん (2009-01-11 20 48 31) 名前 コメント
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Peugeot 307の本 メンテナンス 特集もの Peugeot style―あたらしいプジョー,307はどうなんですか? (立風ベストムック) PEUGEOT―デザインと技術革新への飽くなき追求 フレンチ・ブルーに彩られた百獣の王 (ワールド・カー・ガイド・DX) プジョーブック (2006) (Gakken Mook) 今日からはじめるプジョー (Neko mook―はじめてシリーズ (797)) (ネコ・パブリッシング)